[コメント] 惜春鳥(1959/日)
木下版「青春残酷物語」
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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きっと木下恵介は川津祐介と小坂一也が好みだったに違いないって思わせるような過剰演出はあるものの、友情の破綻をテンポよく描き、決して少なくはない登場人物を綺麗にさばいており見事。
川津祐介は善人役よりもこういったクセのある役の方が本領発揮できるし、本作の有馬稲子は台詞回しも所作も非常に良い。ラスト、小坂一也扮するタクちゃんの人の良さをあらわす「赤いマフラー」を巡るコント風展開はご愛嬌。
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