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[コメント] ガール・ネクスト・ドア(2004/米)

リズミカルなコメディーを期待したがそうではなかった。だがハラハラドキドキな感じもあり意外な感じもした。そう。普通なら四つ星だが残念ながら三つ星。その理由とは・・・。
HILO

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







*ランクダウンの理由

その1.ダニエルの為に体を張ったマシュー。

将来までも犠牲にする覚悟だった。 なのにダニエルは御礼を言うどころか表情が凄く微妙。 これじゃあマシューの努力は報われない。 とりあえずハッピー・エンドだから許せるが、 普通ならヒロインが泣きながら抱きついて感謝のキスをするのがアメリカだろう。

その2.ケリーへの甘さ。

最初はダニエルとの仲にやきもちを焼きそうにもなるが、 途中から路線が変わる。 ケリーが正体を現しダニエルにつきまとう。 そんなダニエル救出に奮闘するマシュー。 最後はハッピー・エンドだが、 散々マシューを苦しめたケリーに制裁がないのはアメリカらしくない。 優等生ぶった日本なら、 お人好しに徹するのも文化の違いで仕方ないのだが、 善悪がはっきりしてるアメリカにしては珍しい展開。 ちなみにエンディングでは、 マシューとケリーはビジネスパートナーとなってるみたいだがこれも違うだろう。

以上、映画のポイントとなる部分だけに許せなくて三つ星にランクダウン。

(評価:★3)

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