[コメント] ウルフ(1994/米)
怪優ニコルソンの一人芝居。確かに狼男向きかもしれないが、鼻につく演技はちょっと疲れる。変にメロドラマしていて怖くも何ともないホラーだった。
ニコルソンもアル・パチーノもそうであるが、演技派と呼ばれるぐらいであるから当然素晴らしい演技力で観客を魅了してくれる。彼らは大好きだし、見ていて唸らされることも多いのは確かである。ところが、脚本がいまいちで彼らの使い方を誤るとこの映画のように、これでもかというくどくて名優でございといったところばかりが目立ってしまい鼻につく。ミシェル・ファイファーなんて使わずに、もっとホラーに寄った方が正解じゃなかったんだろうかと思う。メイクはすごいかも知れないが怖くも何ともないホラーには魅力なし。
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