[コメント] ウィズ・ユー(1998/米)
映画も優しさにあふれてよかったが、それ以上に感動したのはケビン・ベーコンの役者としての姿勢。どんな役にも一生懸命でそれが伝わってくるのが素晴らしい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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この映画、少女と知能障害をもった青年の心に通い合った絆を描いているのだが、演技している彼女達は素晴らしいがやたら淡白な結末に物足りなさを感じた。それが、少し残念。
私が映画以上に感動したのは、ケビン・ベーコン。名作B級映画(本当に失礼なジャンル名)『トレマーズ』でブレークしてから色んな作品に出ているが、彼ほど色んな役を一生懸命演技している人は中々いないと思う。主演をはるデ・ニーロが色んな役をこなすのもすごいが、ベーコンがすごいと思うのは脇役に回っても主役であっても、とにかく一生懸命でそれに見合った演技力を持ち合わせていること。
映画の評価が低くとも彼の評価は変わらない。『告発』の精神的に限界にある囚人、『インビジブル』の狂気の科学者、『マイドッグ・スキップ』の息子を思うがゆえに頑固な父親、『激流』の凶悪犯など特定の役に納まらない彼の姿勢や演技力は脱帽もの。これからも色んな映画で活躍して欲しい。
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