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[コメント] アフターダーク(1990/米)

全編に漂う、なんともけだるい雰囲気。ジェイソン・パトリックが、神経に障害を持ったボクサー役を好演。予期せぬ展開に吃驚! レイチェル・ウォードの成熟したオンナのみが醸し出せる色香にノックアウト。
フランコ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







映画の冒頭から、グルーミーな雰囲気に包まれた不思議な映画。限られた登場人物で、話も複雑ではないが、神経を侵されたボクサー役のジェイソン・パトリックが、歩き方から工夫していて見事な演技。レイチェル・ウォードが化粧っ気なしでも、熟れたおんなのフェロモンを発散して最高。 彼女がベッドでパトリックを迎え入れる時、長い脚がパクっと開いて男の裸のお尻を包み込む様子がたまらなくセクシーだ。まさに花弁が開いておしべを包み込む卑猥さ。レイチェルの叔父役と称しているが、どうも彼女と肉体関係もありそうなブルース・ダーンローラ・ダーンの父親)のミステリアスな存在感も抜群だし、パトリックに同性愛的な愛情を示す医師役の切ない演技も心に沁みる。ラストは意外であり、救いがない。

(評価:★5)

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