綾瀬はるかのプロモーション映画だろうと思っていた。はじめのうちはそんな感じで、まあ、かわいいからいいやと思って見ていたんだが、最後の大地震のシーンでぶったまげた。すげえ、リアルじゃん！怪獣映画ファンの僕もうなった。

瓦礫にはさまり、自力で自分の体を引きちぎるはるかちゃん。半身だけで彼を助けるシーンは、キャメロンの名作「エイリアン２」のアンドロイドだなあと思いながらも見ごたえがあった。中盤で未来からやってくるシーンもキャメロンの「ターミネーター」。シュワルツェネッガーは裸だったけどね（笑）。この監督、よほどキャメロン好きとみえるが、僕もキャメロン大好きなので、納得！

ただ、郷愁シーンは、この年代の子ではありえないだろう。あれはお父さんの世代だぞ。三丁目の夕日じゃないんだから。監督が日本人じゃないからかな。でもスタッフいただろう。まあ、いいけどさ。

タイムマシンもののパラドックスはどうしようもないところなので突っ込んでもしょうがない。ちょっと最後はくどかったけどね。バースデーケーキに顔突っ込ませるとか、素直に学習するサイボーグもよかったよ。