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[コメント] 愛と追憶の日々(1983/米)

終盤に近づくにつれ泣けて泣けてしょうがない。しっかし、どんなにキュートな顔しててもあんな旦那さんは絶対イヤ!!
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**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







自分がこういった「人生」を描いている映画が好きなのもあるけれど、この映画は本当に素晴らしいと思う。とにかく涙なしでは観られない。少なくとも子を持つ母なら、きっと切なさに泣けて泣けてしようがないだろう。

今年ウチの隣の家の奥さんが若くして亡くなった。やはり癌だった。そしてエマ(デブラ・ウィンガー)と同じように、3人のまだ小さな子供を遺して。子供を残して逝くのはどんなに心残りだったろうかと思うと本当に哀しい。エマの旦那(ジェフ・ダニエルズ)よりはずっと素晴らしい旦那さんだけれど。エマの旦那はヒド過ぎる・・・。いくらキュートでもねぇ。

病室で旦那が例のネクタイをしているのに気付き大喜びするエマ。それを見た旦那が「君は簡単に喜ぶんだ・・・God!簡単なのにどうして喜ばせてあげなかったんだろう」とつぶやく。アナタ気付くの遅すぎです!!!

エマが最後に病室で子供たちと話すシーンには、大いに感動・感心した。このシーンが一番素晴らしい。一番上のお兄ちゃん(小学校低学年くらい?)が反抗期で、母親に対して憎んでいるような態度を取っている。やはりその時も自分は全然平気なんだと言うような態度で反抗するのだけれど、そんな長男に対してエマが言う言葉:「お母さんは分かってる。お母さんを憎んでいるような態度をしているけれど、お前は本当はお母さんを愛しているんだ!ちゃんと分かってるよ!・・」   近い将来この言葉に長男は救われるんだ!!何て素晴らしい母なんだろう(涙)!!母は何でも分かってるんだ。エマに★5つ!!そしてオーロラ(シャーリー・マクレイン)にも★5つ!

とにかく出演している俳優陣が凄い。ジャック・ニコルソンのタヌキ腹にはウケましたが『恋愛小説家』同様変わっている役がよく似合う。ジョン・リスゴーダニー・デビートもとても好きな俳優なので満腹感を味わえる作品だった。

(評価:★3)

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