いやー娯楽娯楽。単純明解。

　キャサリンがエロかわいい。ショーンが渋かっチョいい。清潔なスーツでパーティーなんぞに入り込むハイソな泥棒。ハイテク器機を使いこなすピッチリスーツのスマートな泥棒。

　“ダマシ”がテーマなだけに見る側は「だまされんぞっ」と、いくつもの展開を予想する。僕もたくさん予想した。そして、ちゃんと予想内通りに終結した。ヤッタ！！　これって悪い事なんだろうか？

　もちろん“予想を上回る！”もいいかもしれない。でも、この映画は“ダマシのスタンダード”を楽しむ映画なんだと思う。だから“予想通り”でも心地よいのだ。僕は満足。なんてったって娯楽なんだもの。

　淡い色調のラストがとってもいい感じ。今後、始まる２人の長い関係のプロローグの様。２とか作ってほしいなァ。でもショーンもいい加減、おじいちゃんだからプランＤ決行は早めにね。

　キュートなキャサリンは板についてるなァ。ジュリア・ロバーツのティンカーベルくらいビックリした。