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[コメント] さよなら、クロ(2003/日)

ヒロイン(伊藤歩)のうつろな表情が怖い。惚れてないと近寄り難いオーラがある。このため時折ぞっとしながらの鑑賞となった。犬好きだけど本作の暗い雰囲気は私には合わない。(演出ではないだろうが)宴会だけほっと一息できた。
スパルタのキツネ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







きょうのできごと』の伊藤歩はいい味出して面白かったんだけど、本作では最初から目が逝っちゃってる感じだった。天然とはちと違う。このため、まず、いい男2人が彼女のどこに惚れたのか、私の脳内では理解できなかった。終始影をひきずる彼ら若者に対して、私は最初から一歩退いた傍観的スタンスだった。

後半の彼女の表情は、10年トラウマを引きずった末の思いつめた表情なのだろうが、ある意味、怖いほどリアルな表情だったと思う。普通、あの顔されたら周りの仲間は心配するか、近寄らないようにするだろう。その顔のアップが必要以上に多いのも辛かった。

(評価:★2)

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