コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] サルバドル 遥かなる日々(1986/米)

残虐シーンが続出し、それを見るボイルが徐々に義憤に駆られる辺り、なかなか見応えがあるのだが、そう言うのを何というかというと、「大きなお世話」と言う。
甘崎庵

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 『プラトーン』が20年近くも前の話を描いていたのに対し、この映画が封切られた時には未だエルサルバドルの内戦は続いていた。その意味で非常にタイムリーな、そして政治的な映画だったのだが、やはりと言うか何というか、オリバー=ストーンの映画は根本的に私には合わない訳で…

 大体、劇中のテレビでレーガンが大統領に選出され、強いアメリカの再興だ。とか叫んでいる辺り、「どうだ、これからアメリカはお前達助けてやるぞ。嬉しいか?」と言っているようで、とても嫌だ。

 これを観て唯一私が得たものは、ジャーナリストがいかに厚顔無恥であるか、余計なことに首を突っ込むか。と言うことだった。

(評価:★2)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。