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[コメント] 西太后(1983/中国=香港)

西洋的な意味での残酷さとは又違った、ねっとりとした責めが楽しめる作品。こう言うのが好きな人もいるでしょう。
甘崎庵

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 西太后というと、中国の烈女の一人で、事実上清を潰した張本人とされる人物だが、実際上はそれ程自由になる権力は無かったそうだし、しかも諸外国との折衝で後年はぼろぼろになった人物。ここでは皇帝に見そめられた若き日と、共に立った東太后を陰謀で壺漬けにしてしまうまでで終わる。

 『ラスト・エンペラー』ではほんのちょっと出ただけで死んでしまうのだが、ここでは彼女が主役。特に西洋ではなく、中国と香港で作られたと言うだけあり、猥雑で残酷描写も堂に入っている。悪くない出来だと思う。

 この作品の魅力は後半で敵だけでなく、今まで味方をしてくれた者まで、権力を持つと同時に殺しまくる西太后の狂気に満ちた行動となるだろう。

(評価:★3)

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