「いやだから、絶対そうなるって！わかってただろ！！」の極み。

私が大好きな１作目（“パーク”のほう）は仕方ない。予想はできただろうが、だってやってみたかったんだから。人類の夢なんだから。見てるこっちは相当楽しかったし。

しかし、あちらの方々は全然学習しない。いやいやだから、恐竜さんたちを利用しようとしたら絶対痛い目に合うんだって。統制取れてるから恐竜さんたちを制御できると思ってても、人間側に裏切る奴が絶対いるんだって。あぁもう！こいつらバカだわ。

・・・そっか、バカか。じゃ、人間なんてどうでも良いか！

メイジちゃんの最終的な逃げ場がお布団の中だとか、そこに迷いなく辿り着けるオーウェンだとか、怪我した足で武器を取りに行って屋根に登れるクレアだとか、どうでも良いか〜。ラストも別にどうでも良いか〜。

ヴェロキラプトルとティラノサウルス様が期待通りの活躍をしてくれたから良いのだ。インドラプトルの“ニヤリ”とかちょっと面白かったし（こいつはこの場面だけ頭良すぎてバランスが悪かったが）。

私もいい加減気づくのが遅かったが、中途半端な前作よりはバカばっかりに振り切ってくれた本作に感謝するとしよう。とは言えやはり☆４ほどではない。