[コメント] 踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!(2010/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
今回も、冒頭から『日通の引越し便』が電話番号入りで、何度も何度も大写し。あいかわらずですね、今回も。
もう最初のシリーズから10年以上もたってるのに、なんだか相変わらずのことやってるね。「所轄 VS 本庁」。もうそろそろ、違う切り口で語ってもいいはず。特に管理官が「所轄は引越しでもやってろ!」みたいなこと何度も言わせてるが、それどころじゃないでしょうが。
ちなみに、いろいろ湾岸所の仲間に新顔が出ていたけど、『交渉人』『容疑者』を見てないと判らないの?王さんって誰?最後の「目には目を」でセキュリティーを解除に来ていたのは誰?
和久井さんを懐かしむあたりは、ほとんど同窓会のような雰囲気だったが、それを映画にしてはいけないよ。青島のコートが箱詰めされていた事が、なにか重要な意味を持っていそうな気がして、何も意味がなかったことにがっかり。真下新署長の挨拶にがっかり。「ガン」ネタに超がっかり。ガンで実際に苦しんでる人の身にもなれ!。
感心したのは、小泉今日子をよくあそこまで引っ張ったなという事。
とにかく「3時間ぐらいで書いた脚本でしょう?」と感じる。
これだけ書いて3点なのは・・・。「2」を見たときにその映画の不満を、まだ映画を観ていない同僚に、ネタバレしない程度にグチっていたら、「あなたはたくさん映画みてるからそう思うかもしれないけど、私みたいに、たまにしか映画を観ない人にとっては、すごく楽しみにしてるの!そんなこといわないでよ!」と怒られてしまった。すごく申し訳なかった気持ちが半分と、そういう人の気持ちにちゃんと応える映画を作ってよ!という気持ちが半分。
「私」と「同僚」のどちらも楽しめる映画を作って!お願い。(チャンスは小栗旬が持ってた。しかし脚本がそれを潰したと思ってる)
で、青島。まぁこの脚本と、この制作のスタンスの中でよく頑張った。次はすこしフジテレビから離れてみよう。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。