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[コメント] コードネーム U.N.C.L.E.(2015/英)

「娯楽スパイ映画」と聞いて思い浮かぶもの「凄腕、作戦、陰謀、裏切り、アクション、美女」などを一通り網羅した、ある意味「安心できる?」スパイ映画。安心できちゃダメか?
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「ナポレオン・ソロ」という名前は、子供のころに聞いたことのある程度だったが、なんか「女好き」だっていうことぐらいしか覚えていない。だから、今回は新しい作品を楽しむつもりで鑑賞。スパイ映画の代表格の「007」シリーズが「ガチンコ」になった昨今、こんな「古き良き?スパイ映画」があってもいいんではないかな?

まさかそこに、「こんな形で」ヒュー・グラント が出てくるとは思いませんでしたが。

舞台が元シリーズそのまま、冷戦真っ只中の1960年代。今見たら、「冷戦時代」自体が「懐かしの」になっているんだね、実際。ちょっと「未だ冷戦が続く2015年」という「なんちゃって設定」で見てみたい気もするが、「ちょっとしたハイテク」が「ドラえもんの秘密道具」みたいに見えるこの時代が舞台でやっぱりよかったとは思う。

もうちょっとイリヤの人間像を「冷静な男」にしてもよかったんじゃないかな?とは思うが、ソロもイリヤも、登場した時の「安心感」があったから、見ていて楽しかったです。ソロのヘンリー・カヴィルは、スーパーマンに続いて、「リブート」の顔になってるのは「おいしい」役だと思うが、あの「割れアゴ」をみると、「次期007」になってもおかしくないのだが(イギリス出身だし)、コレに出ちゃったら、もう無理だね。でもうまくいけばスーパーマンに次いで、これもシリーズ化できそう。

あと、音楽が好きでした。特に金庫で警報が鳴って、逃げる時のBGMがベスト。

あ、私は、ギャビーよりヴィクトリア派だな。

(評価:★4)

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