いや〜、よく判らん映画でした。「えぇっと、このシーンは何だっけ？」とか途中で何度も思った。ただ映像はド派手。

「生存サークル」のできた理由が「月の影」って。じゃ、その時の「地球の裏側」はどうした？そしてそれがモスクワ周辺だってのも、まあツッコまないでおきます。「第１波」「第２波」のあと、「第３波」が来る！って人間がドローン化するという部分、ドローン化して、襲ってきたのは、「生存サークルの中にいた人？」それとも「外側にいて、死んだ？と思われた人？」のどっちだ？。途中で登場した少年が突然襲い掛かったり、待機していた敵が、普通にたき火していたり、命乞いしたり。彼らは「ラー」に操られていたの？。じゃあラーを倒して、バタバタと倒れたが、死んだの？気絶しただけ？

でもそのドローン化した「敵」を銃撃したり、戦車で轢いたり、ぶっ飛ばしたり、衒いがない。

そういえば、何の脈略もなしに突然登場した「超能力少年」は何だったんだ？。それと「イド」に協力していた青年も。彼らの役割が微妙だし、結局「ラー」も「イド」も人類の敵だったのか？

そして、主人公たち、最後に残った４人。その前！あの２人のシーン！あんた、腹を大けがしてんだよ！手当てしようとしてくれてんのに、あんた、何してくれてんだよ！。あれのおかげで、この映画が一気に胸糞悪い映画になった。んで、後で謝ってんじゃないよ！。イドが「人間は生殖行為やりまくり」的なことを言ってたことの実践？

もう一つ、もう２人は最初にラブシーンがある（いや、ない）。そのあとに高層ホテルの窓の外にいっぱいいた、「謎の赤い飛行物体」は何？。あれが「侵略の始まり？」と思ったが、単なる「盗撮ドローン？」

まぁ、不満ばっかり書きなぐってしまったが、ラーのいるビルの入り口を守る戦車の兵士たちが、「かっこいい最期」にホロっとしたので、甘いけど３点。でも152分は長い。