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[コメント] ウルフウォーカー(2020/アイルランド=ルクセンブルク)

日本アニメや、ディズニー等のアニメを見慣れてしまったせいか、とても素朴な「絵本」を見ているような気がした。そして、いわゆる日本でいう「アニメ」とははっきり違う「カトゥーン」というジャンルだと思う。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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アイルランドあたりが舞台なんでしょうか。どちらかというと「北欧っぽい」第一印象を受けましたが、劇中流れる音楽はKiLAというグループが演奏するケルト音楽っぽく、とても心地よい。

そして絵は「動く絵本」みたいなタッチで、ちょっと新鮮に映った。ストーリーは、やさしい物語。優しすぎる気もする。もう少しオオカミという獣に対する「畏怖」が残ってもよかった気もする。そして、母ウルフウォーカーも、父兵も二人とも悲しい結末を迎えてもおかしくなかったのに、それは少し意外な結びでした。いや、そんな気もしたが、護国卿だけを悪者にするのは、私の価値観では困惑したが、「カトゥーン」であるとするなら、変にひねらずに、そのままの物語になったんだと思う。

(評価:★3)

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