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[コメント] プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020/英=豪)

「脱獄もの」としての緊迫した場面は少ない。そんな展開をイアン・ハートが大きな存在感でやさしく支えている。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
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70年代のアパルトヘイトに反対するために「過激な」行動をした二人の白人の青年が投獄された「プレトリア刑務所」。そこから脱獄して、愛する恋人に会いたい主人公。じっと刑期を過ごすことは一ミリも考えなかった彼は、看守の持っている鍵の形状を記憶して、「木片」で鍵を作って、脱走しようというもの。

ホントにできるのか?という所を、一つずつクリアしていく。邦題副題の「10」には、あまり意味は感じない。実際に作ったのが10だったのかもしれないが。邦題について言うなら、「エスケープ」という言葉があるなら、「脱出」という言葉とダブる。ならば例えば「自由への」とかでもよかったかも。

ダニエル・ラドクリフは、実在のティムに似せたキャスティングでしょうか?悪くはなかったです。ただ、相方にあまり見せ場がない。そして敵対する看守たちに、あまり聡明さを感じない。「まんまと」となっても納得。木片が見つかってもスルーしてしまうし、最後、「門」が開いていたのにびっくり。

(評価:★3)

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