とはいえ、ムーア演じるグロリアと、タートゥーロ演じるアーノルド。二人の温度差がはっきりと違うのはさみしい。男女の違いというわけではないが、アーノルドの元妻と子供たちとの縁が切れないのは仕方ないとして、あんな振舞しかできないような男性には見えなかったんだが。

「食事会」と「ラスベガス」と、二回も消えてしまったら、そりゃ誰でも怒るわな。でもそれしか選択肢がなかったのだろうか？

この映画はチリ映画のリメイクで、ムーアが惚れ込んで製作も務め、同じ監督を招くという、そうとうの力の入りよう。そのストーリーは元映画も同じなんでしょうか？でも私はちょっと引いた。