わたしは日本版を見ていませんが、「ビデオテープ」「井戸」「貞子」というキーワードはいやと言うほど耳にしてきたわけで、実際に米国版をみて、「本当の恐怖」を感じることが出来ませんでした。ただ、まわりの友人に尋ねると、「本当に怖かった」「一週間ぐらいはビデオを見ることが出来なかった」という人が多く、当時その恐怖は、うわさという形で人から人へ伝染していった記憶があります（僕は見なかったけど）。今回、その悪夢がよみがえったのか、僕の後ろの列で見ていた女の子が、ナオミ・ワッツがビデオを見るシーンで「いやっ、いやっ」と悲鳴をあげていたのが印象的だった。

今回の「サマラちゃん」、『ドニー・ダーコ』でジェイク・ギレンホールの妹役ででてたので、デュラン・デュランの曲でダンスするシーンで、「貞子が踊ってる！」とか思ってしまいました。余談ですが。

余談２：『ロード・オブ・ザ・リング』を「ザ・リング」の道とか訳してはいけません（だれもしないか･･･、ロードも意味違うし）。