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[コメント] シャーロット・グレイ(2001/英=独=豪)

ただ、のほほんと人生を送る人もいれば、グレイのように真実の人生を知り、生きてゆく人もいる。その違いはやはり人との出逢いなんだよね。一瞬、一瞬に命を賭けて自由を守ろうとした人たち。それは現代に生きる私たちへの愛という名の贈り物である。
セント

グレイもただ最初は自由な国を守るために連絡員になったのだが、思想とは何か、家族とは何か、本当に人を好きになることとはどういうことか、人間は極限の時に何をすべきかということを活動の中から体得してゆく。

映像がものすごくきれいで、それだけでも十分優れた映画ですが、ブランシェットの美しさが際立ち、フランスの自由のない政情も丁寧に描いてあり、いい映画に仕上がったと思います。ラストは感動の涙でした。

この頃、反ナチの映画が多いけれども、ヨーロッパでは変な動きがあるんでしょうかね。 日本ではこういう映画って暗くなるからか、製作されないよね。あの当時のことももっと知らないといけないし、忘れてはいけないと思うけどね。

(評価:★4)

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