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[コメント] トゥー・ウィークス・ノーティス(2002/米)

キャラクターの個性が際立つ上質ラブコメ。ヒュー・グラント演じるジョージはヒューの実生活を醸し出しているかのようで笑える。『ノッティングヒルの恋人』の彼なんて幻(笑)。コメディ要素に精力を尽くす製作陣の頑張りようには拍手。
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
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王道を行くラブコメ。視点が不動産王でありながらをビジネス的な場面がないのは面白い。終始、彼らのプライベートに目を向けている。特に表(マスコミなど)と裏(前者以外)のギャップが激しいルーカスのキャラクターが最高で、それに振り回されるお堅くちょっとドジな性格なルーシーには笑える。サンドラ・ブロックのキャラクターも、顔に似合わず可愛らしいのです・・。場面移り変わりのテンポが軽快で、その度にコメディな要素が爆発。かなり自分にはツボで、特にトイレでのシーンには笑うしかない・・。劇場のお客さんも素直に笑ってたな(オバサン除く笑)。

ラストは王道を行く王道だが、「王道だからこそ良い!爽快じゃないか!」と頭の中をよぎった(笑)。ルーカスの気持ちが一気にルーシーに傾いたのが少々疑問だが、最後、スピーチ文をルーシーに読み聞かせるシーンは・・・グッとくる・・(こーいうのに弱い)。

ラブコメの出演依頼が沢山舞い込んできても、自分が気に入らなければオファーをOKしないヒュー・グラント。この作品は脚本を一通り読んですぐさまOKしたとか。こんな男の役を・・・彼も進化を遂げていますな笑。(『アバウト・ア・ボーイ』に次いで、よりリアルなヒューさんに)

(評価:★4)

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