コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ブギーマン(1981/米)

とにかくローリーに同情しまくり。ジェイミー・リー・カーティスの演技は見応え十分。前半は説明的だったり余計なシーンが多いが後半になるにつれてドラマ性が高くなり凄味を含んだホラーに仕上がっていく。もしかしたらその理由は→
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







、、、↓

IMDbのトリビアによると、ジョン・カーペンターは当初監督のオファーを受けていたがそれを断り、脚本を手がけることでハロウィンシリーズに残っていたらしい。ただカーペンターが監督のローゼンタールの完成させたものに不満を感じたらしく、ラストシーン(詳細は分からないですがおそらくローリーがルーミスと再会した病院のシーン?)の数箇所を撮り直した…というちょっと面白い事情がある。これはちょっと予想外。なんでもローゼンタールバージョンはTV放映されたとか。以上のことはカーペンターがどの程度手を加えたかにもよる。しかしながら良いシーンが後半に集中していたことは確かである。

それが功を奏してか、なんともホラー好きには堪らないオチでもあった。ついに(本当についに!)夜が明け、救急車に怯えながらも運ばれていくローリー。そして流れてくるのは何ともポップな音楽……怯えた表情のローリー……エンドロール……こういう演出大好きです。最高。

少しずつではあるがブギーマン(心理とか)の正体が明らかになっていく。ローリーとマイケルの関係は映画にとってタブーか否か?

…いや、これぞ80年代ホラーなのですね(笑

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。