[コメント] レイク・フィアー(2000/米)
『ラストサマー』の原作者らしからぬ出来。湿地帯を!ワニを!もっと有効活用してくれよ…と。若者の不必要なエピソードは全く処理出来てないしねぇ。ラストの展開はお粗末すぎて予想できなかったが、あまりにもショボいオチに唖然とした。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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90年代後半はB級作品出演が目立つデニス・ホッパー。よりによって刑務所帰りの悪役を演じちゃっている。しかも麻薬だそうで。今となっては嫌な思い出ですか?ホッパーさん…(苦笑)。何か乱暴な演技にしか思えなかったが、こんな映画に出演するという行為自体が立派でしょう。良い眼差ししてますよ、このオジサンは。(ちなみに、この映画でいちばん見所のある演技をしていたのはデビ・メイザーおばさんだね)
湿地帯という舞台は良い。そこに監禁されるという設定も良い。しかし!それが生かされていたかというと、それは皆無に等しい。変なエロ親父は突如として登場するし(おそらく冒頭のワニ乱獲野郎)、兄のほうのひき逃げ話、NY出身坊ちゃんの胸の焼けどの跡などなど…。意味のわからないエピソードで時間稼ぎをしているとしか思えない。
ラスト、借金がどうのこうのというオチは、それこそ不必要。無理矢理ミステリーにしてどうするよ。マリリン(だっけ?)の叔父が何か様子が変だとは思っていたものの、そのフリが甘く、観ているほうが何がなんだか分からない。だってさ、冒頭は純粋な誘拐モノとして描いちゃってるじゃないの(笑
見知らぬ若者同士が4日間のあいだで「固い絆」を結ぶという結論(?)は好きだけど…。
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