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[コメント] ロスト・キッズ(2002/米)

ダンクして得点することが全てではない。“何事もチームワーク”だというテーマが良い。魔法を通り越して「人と人」が描かれていることには好感。また原題の通り、バスケの神様に捧げられた作品だ。NBA選手が出演した理由が一目瞭然だね
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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「ロスト・キッズ」←意味が解らん(ちなみにDVDのジャケも)。

それはさて置き、家族映画として結構な佳作だった。10代ラッパーのバウ・ワウ(最近“Lil'”を外した)主演というこもあり、これは全てノリに任された映画なのか?と思いきや、どうやらそうでもない。堂々と演技しているし、また気取ってもいない。等身大の子供(悪く言えばガキ笑)を演じてしまっているのだ。チェスナットの眼差しにはホロリと感動するし、クリスピンの馬鹿っぷりには愕然(笑

子供がプロスポーツで活躍する!という趣旨の映画なら腐るほど存在する。しかし、この映画は何かが違った。おそらくそれは視点が良かったから。一番の要因である「魔法の靴」に関して言えば殆ど描かれていない。プレイオフ出場を賭けた試合で靴が破損してしまい、カルビンは仕方なく別の靴を履く。魔法の靴は「ポイッ」状態である。その後は無い。もしかしたらそれは魔法の靴でも、何にでも無いのかもしれない。おそらくそうだろう。MJの魔法ではなくて、まさに「Like Mike」の志しから見出だされたパワーなんだろう!

お約束の展開はズバリ地を貫いていたが、それほどクサい演出も多くない。実際に活躍するNBA選手が多数出演しているという理由もあるだろうけど、やはり別のテーマがしっかりと存在しているからだろうね。

あと、NBAファンとして鑑賞して第一に思うことは…

結構演技してるじゃんみんな(笑

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)白羽の矢[*]

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