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[コメント] 恋のクリスマス大作戦(2004/米)

そもそもクリスマスである必要性は無いが、そこは雰囲気を味わおうということで大目に見る…。ベン・アフレックがブチかますギャグ(行動)と、ただただ白けるしかない一家。これこそ作品が如何にアホなのか教えてくれる。俺は好きよ。
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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2003年の年末に公開される予定だったが、ベンアフ主演作『ペイチェック 消された記憶』と公開時期が被った為に10ヶ月も公開が見送られた作品。結局公開されたのは2004年10月で、ハロウィンの季節にクリスマス映画を公開というお粗末なものになってしまった。これ、ギャグでしょうか?(しかしDVDはクリスマスの時期に合わせて即行リリースされたとか)

ベンアフはこのままおバカ街道を爆走してほしい。彼はお世辞にも演技派ではないものの、男の俺が言うのもアレだがチャーミングだし愛嬌がある。あの笑い声だって、コメディにマッチする証拠でしょう。近年は『ペイチェック』が当たったが、その他はどうもパッとしないベンアフ。『ジーリ』『世界で一番パパが好き』そして『恋のクリスマス大作戦』……俺はラジー賞に作品を送り続けるベンアフを断固支持する。まじで頑張れ。

この作品は、いろんな意味で可哀想な男であるベンアフの即興的ギャグ(嘘)が全ての典型的アメリカンコメディ。彼が大金を叩いて一家の一員になると、2万5000ドルの契約を盾に少年時代の再現を繰り広げていく。その繰り返し。クリスティーナ・アップルゲイトとの恋の予感(結末)は最早出来レース状態だが、心が打ち解けたり、また引き離されたりと結構忙しいのは良かったんじゃないかな。最後は家族が団結し、彼(また家族)にとって一番必要だったものを掴み取ることが出来たっていうオチは爽やかだし、何もいちいち突っ込む気にはなれん。

注目すべきは『ホームアローン』ぶりとなるクリスマスコメディに「疲れ切った母親役」で出演したキャサリン・オハラに尽きる。「ケヴィーーン!」のママがこんな姿に……これだけでも楽しめるかと。

ブライアンがお股をおっぴろげたママンの画像を見て驚愕するシーンは爆笑。

(評価:★3)

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