[コメント] 悪魔の赤ちゃん2(1978/米)
続編なのに敢えてコメディに走らないシリアス路線は良い。相変わらず苦悩する人間達は細かく描かれている。ただ、今回も赤ちゃんの露出が極めて少ないのは納得いかん。この辺がラリー・コーエンらしいっちゃらしい、半端なホラーだ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
赤ちゃんが大暴れしてパニックを引き起こすというストーリーでは、コーエンの意図するものとは変わってくるのだろう。とはいえ、これじゃあまりにも静かすぎる。赤ちゃんの人間性も薄れ、人間達が勝手に苦悩しているという印象も否めない。前作の赤ちゃんの父親が今作でも出演し、敵対する組織に立ち向かう姿は良い。ただ、この父親にしてもメッセージ性に欠ける。存在そのものが半端なんだ…。
悪魔の赤ちゃんを宿っている夫婦に声をかけるオチだけが救い。ここで、辛うじて不気味さだけはキープできた(ホラーのお約束といえばそれまでだが…)
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。