失意のヤク中警官、ギャングのボス、色気たっぷり婦人警官、引退間際の爺さん、イカれた囚人共……これだけの人材が集まって即席のチーム（という表現もおかしいけど）が結成されたというのに、あまりにもそれらのキャラの魅力が生かされない劇中が残念ですねぇ。

もっと仲間同士で疑心暗鬼に陥ってほしかったし、アクションに偏るならもっとドンパチしてもらわないと。あの武装ヘリとか勿体ねーよ！

文句ばかりになっているけれど、まぁ、さすがはカーペンター素材です。途中でダレることはないし、最後まで一気に観られる佳作ではありますね。