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[コメント] タラデガ・ナイト オーバルの狼(2006/米)

NASCARのスリルとスピードを、コメディとは思えぬ迫力満点の映像で演出。レベル高し。栄光を手にした男の挫折→復活モノとしては思い切り予定調和だったが、アダム・マッケイのネジが外れたお笑いで120分維持させたことが凄い。本当に。
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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ネジが外れたお笑いを全て排除してしまったら、絶対に120分ももたない。かなりの息苦しさを感じる話だったと思うよ。それこそ、おバカオンリーな登場人物のおかげで成り立っている作品だ。

親子関係の修復だとか、子供の見本は親であるとか、さりげなーく描いていく点も面白い。

ウィル・フェレルは持ち味を発揮。完全に彼の作品だった。リッキー・ボビーの「子供心を持ったまま成長してしまった(親になってしまった)」という設定がフェレル本人の持ち味とぴったりなんだよね。他にはジョン・C・ライリーも良かったかな。

やっぱり未公開だったけど、今では公開作が増えているアダム・サンドラー作品が数年前までは未公開or超小規模公開だったように、フェレル作品もそんな道をたどるのではないかと思います。

(評価:★3)

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