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[コメント] ヒルズ・ラン・レッド 殺人の記録(2009/米)

他のスプラッタと一味違うのは、作り手がホラー映画の存在意義を弄ぶという意図したメッセージがあること。メイキングを観ると尚更で、殺人鬼etcの立ち位置が面白い。地味ながらも「ホラー(バカ)映画脳」を十分に感じられる作品だと思う。
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







キャラ造形が陳腐だったり、肝心の親父があっけなかったり、見せ場としての遊びが少なく何かと型に嵌りすぎなホラーではある。一方で、明確な「描きたいもの」がはっきりしていた作品だ。

こういった小規模なホラー作品(単純に言えばB級)の製作過程が割と細かく収録されているメイキングは一見の価値があるんじゃないかな。出たがりな監督の様子を見てると「あぁ、コイツは本物のホラーバカだなぁ」とちょっと嬉しくなりますねぇ。しかしダークキャッスル製作なだけあって土台がしっかりしています。さすが。

(評価:★3)

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