コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ハロウィン・レザレクション(2002/米)

ハロウィン3』に次ぐ「どーでもいい続編」に思えてしまうのは致命的。本当は「新しいハロウィン」の幕開けを描いているからだ。その為か、のっけからの非情な脚本には唖然とさせられるし、いくらなんでもダメージが大きすぎる訳で…。
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







20数年が経過し、ようやくローリー編に終止符が打たれることになったハロウィン8作目。精神病院に入院中のローリーはついにマイケルと同じ道を辿ってしまった。彼女はマイケルを待ち受けていたかのようで、「地獄で待っているわ」の言葉を残して死を受け入れる。

シリーズのファンにとってはかなり痛烈なシーンと言える。ある種の感動的なシーンでもある。こうしてハロウィンは新章を迎え、その舞台はマイケルの生家へと移されるのだ。

しかしどうも、突然に起こるローリーの死をなかなか納得できない自分。ローリーが死を迎えなければならない運命は大いに理解できるのだが、これではあまりにも突然すぎる。ジェイミー・リー・カーティスが新しいヒロインにバトンを渡してくれたことは嬉しかったりもするが(そりゃちょっぴり残念だけど)、どうせならこの8作目全部を利用してローリー編の完結といきたかったものである。

でもまぁ…この展開を受け入れないと次には進めん…。ジェイミーにはお疲れさん!と言うと同時に、9作目以降もカメオかなんかで登場したりと、何かしらシリーズに関わって欲しいもんだ。

そして、新章とも言うべき本編。なんともまぁ近年の学園ホラー全開な出来である。娯楽志向で、スプラッタも見せるところは見せる…そんな感じ。惜しいのはどうもライブ放送の面白さを見出せていないところと、舞台がマイケルの生家のみに絞られてしまっていること。結局は蟻地獄の中の男女6人…ってだけ(笑)。

マイケルもバカな奴らに不法侵入させられた日にゃ、そりゃ包丁ぶんぶんさせるって話。本当ならば、マイヤーズ家の血を引くもの…ローリーの息子ジョンを狙うべきである…!!まぁ、問題はジョシュ・ハートネットですが。

2006年公開の『Halloween: Blood Line』はどうなる!?

(評価:★2)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。