此と云った盛り上がりも無く、超淡々としているんですもの。眠い眠い。隣の友人はスヤスヤ。

しかしながら、やはりコーエン兄弟、巧かった・・・

白と黒を巧妙に使っていたモノクロ映像は良かったし、セット（電気椅子のセットは最高！）も良かった。　音楽もハマっており、何気に聞こえる鳥の声や虫の声も細かい。　そして、抜かりのない脚本は流石。

ユーモアが少なかったし、確かに退屈だったんだけれど、家に帰って思い返してみると、やはり良いシネマであることは間違いない。

あ、そうそう、ビリー・ボブ・ソーントンは最高に良かったことを付け加えておきます。