[コメント] 若い人(1937/日)
なぞなぞ合戦なはずが、先生「恐くて臭くて旨いものってなんだ?」女生徒一同「わかんなーい」先生「鬼が便所で大福食ってんだよ」この瞬間耐え凌いでいた感情がプッツリ切れました。オチも弱いわ、展開は時代錯誤、臭い演技演出全開で萎え萎え。笑って劇場をでました。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
わかりやすい録音ミスが何回も見られる貴重な資料。…というよりか、「時代が時代だから録音ミスは仕方がない」で終わらすのは簡単だけど、これはトーキーに慣れていない現場スタッフの未熟さ故のグダグダな音声に殺意をおぼえたりした。マイクの原理も理解していなかったに違いない、このセリフの聞き取りにくさは致命的ではないか。同録で取らないでもいいだろうに、無理するから内容が分け分かんなくなんだよ!ぶっちゃけ、不慣れな問題をインテリぶって演出した豊田四郎の無謀さだけが目立った映画だったように思える。
個人的には石原裕次郎の『若い人』よりも、下下下のトリプル下。
2003/6/18
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。