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[コメント] ネバーランド(2004/英=米)

最初は、妻との関係に”?” ,話の展開に”出来過ぎ” と思えて、興醒め〜・・・でした。が、
リア

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







が、

どうしてあんな女と結婚したんだろう? ⇒ 出会い恋し結婚した当初は良かったんだろう。段々崩れていったんだな。この映画にはその様な経過は重要ではなく、特に描く必要がなかったから、最初から寝室はバラバラで夫婦関係壊れる寸前な描かれ方だったんだろう。その経過が多少気になるものの、案外普通にすこーーーしずつ壊れていったのかもしれない。

ケイト・ウィンスレット の家族との出会い方に”?” 。出会いが運命的でもドラマティックでもない!あんな人との出会い、日常に他にあっただろーに。 ⇒ 実際、出会いなんて、運命的なモノばかりでもなく、自然に掛け替えのない大切なモノになりうるだろうし、あの出会いに展開は、むしろ自然だったかも。

と、半ばに差し掛かったところで考え直したら、

どの登場人物の心情も痛い程分かり(自分と立場は違うけれど、自分なりに)、鑑賞中何度も、喉が ”くっ” って詰まる様な感覚をおぼえるわ、泣けるわ泣けるわ。 バリ(ジョニー・デップ) にも、シルヴィア(ケイト・ウィンスレット) にも、シルヴィアの母親にも、バリの妻メアリー(ラダ・ミッチェル) にも、シルヴィアの子供達にも。

キスのひとつもしなければ、抱き合う事もなく、ただ手を握りしめるだけだった演出も、”出来過ぎ” 思う反面、あーゆー演出だからこそ、この映画を良かったとも思える。

それにしても、ケイト・ウィンスレット の出演する映画は、ほんとどれも良い。

05.02.28@劇場

(評価:★4)

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