が、いやぁ…これは面白かった！！！

ちらしに、時間の経過と共にどうなったか、結構書いてあって…鑑賞前から大凡のストーリーが見当ついてしまっていました。（友人達にはちらしの裏を見ない様薦めた位）

*****以下、鑑賞前にちらしで知っていた情報*****

◆金槌で私殴られるの！？と思ったら、電話を壊された！ ◆警察にこの携帯を渡して！え！？電波が切れるから無理… ◆息子を誘拐犯達より先に救出して！ ⇒ 間に合わなかった… ◆携帯のバッテリーが無くなる！切らないで！ケド、何とかなる。 ◆誘拐犯達より先に主人の所へ行って！ ⇒ 間に合わなかった… ◆誘拐犯達が警官！？

なので見ていて、どーなるか知ってるからイマイチのれなかったんです。”うん、確かに笑わせようってのが鼻につく、このイマドキなノリの主人公も気に食わない‥” って思いながら観ていて、コンスタントに出てくる小ネタにはむしろ苦笑でした。

が、い〜味出してるウィリアム・Ｈ・メイシー の登場，懲りずに出続ける小ネタに段々心も緩んでいき、

銀行でクリス・エヴァンス と ジェイソン・ステイサム の対面し、銃撃交えつつ逃走するシーンで、急に今までと違う音楽がガンガン掛かり出し（エンドロールでも流れてたやつ！）、私にもスイッチが入りました！！

それでこの映画は終わりではなかったのです。誘拐犯は実は警官で、なぜあの家族を誘拐し、銀行の金庫に預けていた物が何だったのか、等が分かった後も結構長く映画は続き、分かった後もこんなに楽しめる映画はそうないなと、この採点に繋がります。

キム・ベイシンガー 主演もこの映画を楽しみにしていたひとつの要素ですが、綺麗なおばさんってより、もうおばあちゃんみたいで…ガクガク震え怯える演技等はさすがって感じでしたが、ちょっぴりがっかりだったなぁ。

ジェイソン・ステイサムは、『トランスポーター』 でだいぶ笑わせてもらったので、もはや顔を見るだけでちょっと笑える程です。

クリス・エヴァンス は、ぎゃぁぎゃぁうるさくて、最初は好きませんでしたが、鑑賞後となっては、結構良かったなと思いマス。胸板厚いのも良いし。

そして、ウィリアム・Ｈ・メイシー ！！い〜ねぇ。正にハマリ役でした。

05.03.08@劇場