[コメント] ティム・バートンのコープス・ブライド(2005/英)
死者の世界であふれた《愛》が、生者の世界にそそがれる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ホラーであり、ファンタジーであり、ラヴ・ロマンスであり、悲劇であり、喜劇であり、復讐劇であり、それらがうまい具合にブレンドされてて。
この世が灰色にくすんでいて、あの世が色彩豊かに描かれているあたり、皮肉が効いてますね。
技術の進歩と予算の増加で、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』『ジャイアント・ピーチ』に比べて登場キャラクターの表情も豊かに。
死者の国では骨格好きにはたまらないシーンが続出で、とくにダンス・シーンは必見。ややデフォルメされてはいるものの、それが無表情な骸骨に個性を与えていておもしろい。
ラストのはかなさと美しさは秀逸です。
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