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[コメント] Dolls(2002/日)

男はいつも勝手で・・・。男の贖罪。女は無罪。文楽+四季=japanesque。きれいだけど作られ感で感情移入できず。
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







映画内では、いつも女は無罪。逆はない〜〜女が出世のため、男を捨てる。捨てられた男が傷心の自殺未遂。精神を病んだ男を女が贖罪の介護放浪生活。成功を誓って去っていった女を毎週土曜日に待つ男。男性アイドルおっかけ女が自傷同化。

世界を意識した日本紹介。日本人にとってはおなじみの典型的四季風景イメージ。桜、夏祭り、もみじ、雪。どうしても狙って作った感じがして、いくらきれいでも感動はしませんでした。

現実では会社や生活があるが、映画では生活のない恋愛が撮れる。

赤いひもを引きずって・・・。つながり乞食。ずるずる、現代の恋愛にないテンポ。いいアイディア。

白痴。愛の贖罪。社会生活からドロップアウト。白痴の女なら男が働かなくてもなじったりしない。

弁当女。独身を守ったまま数十年。年をとっても思い出すのは若い頃の純愛。

アイドルおっかけ。谷崎潤一郎の春琴抄を思い出しました。ファンの本懐。おっかけライバル。顔の系統が似ていて判別しづらい。

なぜホーキング青山

(評価:★3)

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