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[コメント] つぐない(2007/英)

ちょっと広末似の可愛い女の子が成長したら、おばさんみたいになってショックだったが、その後の展開を見ると納得した。
CRIMSON

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







子供時代の罪を背負い続けてきた為、表情が乏しくなり同僚との会話によると恋もしてこなかった。それであんな顔になったのかと納得した。それがある兵士の臨終に立ち会い自分が頼られたことでやっと表情が和らぎ、「月の光」が流れた所からラストまではものすごく引き付けられた。

あそこでドビュッシーの話が出て「月の光」を流したのは、「月の光」に影響を与えたと言われる詩の「幸せを信じていないあなたの声が、差し込む月の光に溶けてゆく」というところからきているのかな?

描写不足か作者の意図なのか分からないが、物語をハッピーエンドにしたぐらいではとてもつぐないができたとは思えないが、何かできたにも拘わらず何もしなかった主人公のせめてものつぐないというのは伝わった。結局「つぐないをした」というのではなく、「つぐないをさせて欲しい」ということか。ラストの浜辺の二人の楽しそうな戯れは、結局実現しなかったことが悲惨さを浮き彫りにして悲しかった。

日本人は水に流す傾向があるのだが、英国人はどうなんだろう?普通なら姉妹ということもあり姉が許すという展開になりそうだが、姉及び恋人の死ということでそれをさせなかった作者の残酷なところが、一層悲壮感を感じさせる。

(評価:★4)

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