[コメント] ウルヴァリン X-MEN ZERO(2009/米)
『X−MEN』シリーズファンとしては楽しめたが、ちょっと展開を急ぎ過ぎてせっかくの熱演がそれほど生かされてなく残念だった。でもあのキャラがこんなところに!というのはシリーズファンならでは。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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冒頭の兵士版『フォレストガンプ』には笑ったが、つかみとしては十分だった。過去作の同一キャラと役者が異なる為ちょっと戸惑ったが。それでもあのキャラが出てきた!や、あのキャラはあいつだよな!という楽しみはシリーズファンならでは。特に終盤のプロフェッサーXはてっきり後姿だけかと思ってたので(後姿だけでも充分わかるキャラだけに)、本人が出てきたので嬉しかったし、なんかホッとした。でも最初は、おおっ!ピカード艦長!と思ってしまったが(笑)。
ウルヴァリンの過去を描くと同時に彼の人間性を描いていてシリーズ作に深みが出たが、いかんせん娯楽アクションも取り入れる必要がある為展開が早い為本作自体の深みには欠けた。特に能力故に物を破壊してしまったウルヴァリンに対し暖かく受け入れる老夫婦との絡みのところなどはもっと観たかった。
あの色々込みのウエポンⅪは唐突過ぎて元仲間ながらも深みがなく、単なる強敵という設定で戦闘シーンも強いだけであまり盛り上がらず残念だった。ビクターは本作の方が因縁が出ており、決着着けても良かったのでは・・・。ちょっと消化不良。まあ全体的には良くも悪くもスピンオフという感じだ。
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