[コメント] GO(2001/日)
これは、在日問題という分かりやすい事例を通じて、若者を荒廃した戦場(社会)に誘った作品だ。 最近は若者に期待しようとする大人はほとんどいなくなったが、この監督は少しは新しい力に希望を持ってくれているのだろうか?
原作を読んだ後にその映画を観てガッカリするという人は多いと思うが(私自身、原作の好きなシーンをカットされたり、変にいじられて腹が立ったという経験が多い)この作品は、原作+αの面白さがある。画面から溢れ出る疾走感、社会への怒りや反抗心、生きて行くことへの悲しみや切なさ。なんとなく、大好きな爆風スランプの「Runner」という曲を思い出した。
行定勲という監督とは気が合いそうだ。
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