[コメント] 馬喰一代(1951/日)
新味のない泣かせ芝居に過ぎないのだけれども、物知らずで頑固ながら滅法可愛いどんぐり眼の快男児・三船に陶然とさせられてしまう。やはりこれは演技者そのものを前面に押し出した木村恵吾演出の勝利であり、涙を絞る才能こそが余人の及ばない力と知れる。それは京マチ子の可愛らしさの横溢からも知れることだ。
(水那岐)
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