[コメント] ダンシング・チャップリン(2010/日)
バレエも、チャップリンの喜劇映画も平面的視点を強いられた作品だった。それを敢えてアングルを変えて撮り、そしてまた振付師プティの指示に逆らっても「警官シリーズ」とエンディングを自然光のなかに移し変えたことに、周防監督の妥協なき作家根性を見る。モチーフの作品群に関心のない自分をも退屈させなかった意地は買いたい。
(水那岐)
投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。