[コメント] 屋根裏部屋のマリアたち(2010/仏)
家政婦もまた人間である、という現実の直視をできない者に、家政婦をもつ資格はない、という冷厳なる事実の直視を強いるコメディ。同様に、相手にモノを贈り続けることで愛情は持続し得る、という思い込みにカウンターパンチを叩きつける物語でもある。男は時として後者の過ちに身を委ね、己を愛情深き男と誤解するものだ。
(水那岐)
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