[コメント] シャタラー(1987/伊=日)
吉川晃司のアイドル映画だったが、製作者の急死とともにヴァレリー監督に脚本を大幅に書き換えられ、B級マカロニアクションへと変わり果てた一作。血なまぐさい殺人と双方の卑劣な応酬が目立ち、それをつなぐダレた演出が画面を追う気力を奪う。でも、こうした試練を潜り抜けた吉川が、演技を真剣に考えるようになったことを考えれば、全く意義のない駄作とも言えない一作ではある。
(水那岐)
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