[コメント] 春夏秋冬そして春(2003/独=韓国)
げに恐ろしき作品。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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金剛山とおぼしき山の頂に整えられたのは、末世に現れて人々を救うという弥勒菩薩。その菩薩が見守るのはやはり人の世だろう。人界離れた湖の寺にも、欲がうごめく人の世があった。四季になぞらえた人の一生。輪廻は巡る。
救いはあったのか?もし子供が彼の子ならば、結局救いはなかったのではないか。しかし、救いがないからこその輪廻であり、菩薩の登場になるということなのか。
タイトルに魅かれて、内容も見ず純愛ものかと思って観たが、さにあらず、げに恐ろしき作品であった。
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