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[コメント] トゥモロー・ワールド(2006/米)

原作が、まさかあの現代英国推理小説界の大御所、クリスティ亡き後の女王のP.D.ジェイムズだとは思わなかった。SFを書くとは!
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







SF作家じゃないので、こんなSFもどきの作品になってしまったのではないか。物語も、すべてを明らかにする推理小説と違って全く何も明らかにされないのは、SFということで、かってが違って、結局書き切れなかったのではないか。

アルフォンソ・キュアロンも、空想未来は得意だとは言えないようだし―)

何かのインタビューだったと思うが、彼女自身が言っている。「私は第1章から順に書いていくようなことはしない。頭の中に映画のように、1シーン1シーンが浮かんでいるのです・・・」

まず、アイディアが浮かんだ(推理小説はアイディアから始まる)。そしてあの‘階段のシーン’(これは良かった!!)が浮かんで来て、それから前と後ろを書き始めたのではないかと考えられる。

以上舞台裏のこじつけ推理でした。

(評価:★3)

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