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[コメント] レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―(2009/中国)

さて、皆の知っている話のはずが・・・えっ、こんな話?と展開する毎に、‘三国志演義’は遠ざかった。しかし、史実なんてその時代の作者が好き勝手に筆した物だから、例えば22世紀の物は又違うだろう。だからこれで良しとすべき、と自分を納得させた。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







孫権の妹 尚香と敵の兵との友情の話は、全く本編の創作だが、映画でも長編でないと味わえないエピソードだろう。

周瑜の妻 小喬(リン・チーリン)は画より美しかった。本人もキレイだが、映画の方がキレイだった??。どちらにしても、眼福。

龐統(連環の術の発案者)も出て来ないし、曹操と関羽の最後の話もない。といっても時間的制約もあるし、元々‘三国志演義’も創作が多いといわれているから仕方がないか。

としても、一番重要な 周瑜と孔明の確執の話がない。「矢10万本と敵を乱す約束」の話も最後は、チャラい友情話になってしまった。これは確かに現代物らしい物語になっていた。4点。

(評価:★4)

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