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[コメント] フォート・ブロックの決斗(1958/米)

ゆったりと進むが退屈はしない。段々と作者の意図が見えて来る。原題が示している―「この(越えるべき)幾千もの丘」だ。野望に燃える若者を見守る西部の自然が、雄大で美しい。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







冬のシーンが有る。私の中に冬のシーンが有る西部劇は佳作という金科玉条がある。これも佳作だ。

‘青春出世物’というと「ジャイアンツ('56)」を思い出すが、それと比べると、物語がやや平坦に過ぎたか。また主題歌ももう一つと思う。佳作には違いないが。

リチャード・フライシャーというとSF(「ミクロの決死圏('66)」他)とか現代物が浮かぶが、才人は何でもこなすんだと認識を改めた。

面白い(?)言葉が有る。「有能な妻は、夫の冠だ」。これは小さい声でしか言えません。(笑)

(評価:★4)

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