[コメント] ブリジット・ジョーンズの日記(2001/米)
約20年ぶりの再鑑賞。2020年代基準のルッキズムの観点ではやや微妙なところもあるが、ダイバーシティ&インクルージョンの萌芽も感じられる。デスクトップのiMacが懐かしい。
要するにスラップスティックなラブコメで、「結婚できない」女が煩悶する物語を想像するとアテが外れるというのは初見時の印象通り。かと言って「自分探し」の物語として成立しているかというと、そうでもなく、むしろ逃れようとしていた伝統的な家族観や因襲に一周回って戻ってきているようにも思える。
見どころは、やはりレネー・ゼルヴィガーのムチムチ・天然・笑い皺の無双状態。バニー姿やデカパン、雪の中の半裸激走など、体を張った姿で魅力を振り撒く。結局は映画とはビジュアルと動きで見せるものなのだ、との再認識に至る。
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