[コメント] ルムンバの叫び(2000/仏=ベルギー=独=ハイチ)
同じように民族の独立を描いた映画『ガンジー』と比較してしまう。すると、両者には共通する部分が多い。ガンジーもルムンバも、落胆を込めて「何もできない」というセリフを吐いてしまう。民族の違いから来る抗争や権力者の覇権争いが続いたコンゴの物語だがドラマチックというよりもむしろドキュメンタリーに近いタッチ で描いたのが評価の別れるところだろう。。。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ルムンバ暗殺の陰には、旧宗主国ベルギーの思惑が強くからんでいたようだ。2002年、ベルギー政府は40年前のルムンバ殺害について軍の関与を認め、公式に謝罪した。
今さらという感じがしないでもないが、逆に、40年たってもきちんと謝罪すべきところは謝罪するという潔さには一応敬服の念を示しておきます。
しかし、アフリカ関連の一連の映画を観てくると、ほとほとベルギーという国が好きになれない。ベルギーのチョコレートは有名だが、そのカカオはアフリカからほぼ搾取されていたに等しい。
ダイヤモンドだけじゃないんだな。。。
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