[コメント] セッション(2014/米)
フレッチャーとアンドリュー。歪んだ師弟愛。いや、師弟ですらないのかもしれない。エゴとエゴ、意地と意地のぶつかり合い、憎悪と復讐の末に2人で作り上げた、第二のチャーリー・パーカー。それがアンドリュー、君だ!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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フレッチャーは最低だ。
突然のアップスウインギン。
アンドリューには練習時間も楽譜もない。
公開処刑と言ってもいいフレッチャーの復讐。
だが、アンドリューにも意地がある。
そのまま心折れて引き下がらない。
もう彼には失うものなんて何もなかったんだ。
ぶち切れた。
突然のドラムソロからのキャラバン。
指揮権は彼に移る。
しかも完璧な演奏だ。
最後にはフレッチャーも認めざるを得なかった。
傾いたシンバルをそっと直してやるフレッチャー。
最後の二人のアイコンタクトは見事な演出だった。
ただ、「合図する」と言ったんだったらちゃんとタイトルの「ウイップラッシュ」に繋げてほしかった。
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